Shintaro's Laboratory

SEの徒然日誌です。気ままに更新していきます。

ChatGPTにコーディングを学ぶ

堀江さんのメルマガで下記ニュースが紹介されていた。ChatGPTにgoogleのコーディング試験を受講させると、採用されるレベルにあるとのこと。

 

https://gigazine.net/news/20230206-chatgpt-passed-google-coding-interview/

 

ChatGPTをコーディングの教師として利用できるのではないかと仮説を持った。今回は簡易検証に伴いChatGPTを触ってみたので、その結果分かったことを紹介する。

 

ChatGPTとは、インターネット上の大量のデータによって文字推定のトレーニングを積んだ対話型のAIのことを言う。ChatGPT自身に紹介させると下記のようになる。

 

「OpenAIによってトレーニングされた自然言語処理技術を使用して、ユーザーと対話をします。私は、自然言語の生成、文章の分類、言語翻訳、自然言語理解などのタスクに利用されます。

 

私は、様々なトピックについて質問や会話をすることができます。私は、言語モデルとして設計されており、大量のテキストデータをトレーニングして、人間のように自然な応答を生成するようになっています。私は、誰でも利用することができ、24時間365日、いつでもどこでも利用可能です。」

 

アカウント登録方法は検索で多くヒットするので、そちらを参照してほしい。まず手始めに流行りのスポットを聞いてみた結果が下記となった。最近というようなデータが少ないものの回答には適していないようである。

 

 

次にpythonのメソッドの利用方法について聞いてみた。かなり正確に回答が得られるようである。つまり確かな回答があり、データも蓄積されている問いには十分利用可能と思われる

 

 

次に実際にソースコードを書かせてみた結果が下記である。下記だと先頭と末尾のみを判定してしまっている。

 

 

指摘を出して修正してもらった結果が下記である。今度は正しく、かつリスト内包表記を利用した美しいプログラムが作成された。

 

 

上記以外にもいくつかプログラムを生成させた結果、AIが一意に推定可能な指示を出すことができればコーディングの教師になり得ることがわかった。自身がプログラムを書き終わった後にChatGPTにもプログラムを生成させ、より美しいプログラムを検討することで、自身のエンジニアとしてのスキルが向上することができるのではないか。今後自身で検証を重ね、結果を報告したい。